哲学
昔に比べて全く哲学書が読めなくなった。 まず本を読む時間がない。 昔に比べて目が明らかに悪くなった。 集中力が続かない。 全部言い訳だが、 本当に哲学書が読めなくなった。 昔はある概念を研ぎ澄ますように 本を読んでいたが、もう時間がなさ過ぎてでき…
ジルソンを研究しようかと思っている。 存在と本質 作者: E・ジルソン,安藤 孝行 出版社/メーカー: 行路社 発売日: 1986 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ジルソンの存在は昔から知っていたが、 これを機会にちゃんと読んでみたいという気持ち…
連続創造説という考えがある。 私の一生の全時間は無数の時間に分割することができ、しかも各々の部分は残りの部分にいささかも依存しないのである。私がすぐ前に存在したということから、いま私が存在しなくてはならないということは帰結しない。そのために…
最近、本当に面白い本に出会えない。 最近の出版状況だけでなく 私の勉強不足にも原因があることは わかっている。 なかなかゆっくりと 時間を取ってコツコツ本を読む時間がない ということももちろんあるだろうが、 年を経たこともあって 小難しい本を時間…
結論から言うと、 真の自由とは正当な支配によって 獲得されるものであると私は思う。 私は若いころ、 カウンターカルチャーに はまっていたこともあり、 いわゆるリベラルな思想を持っていた。 大学が早稲田だったこともあり 自由な校風こそ人を育てる環境…
日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2000/07/01 メディア: 単行本 購入: 15人 クリック: 96回 この商品を含むブログ (61件) を見る こんな本がある。 この本は、 キリスト教、仏…
私の人生の中枢にある概念がある。 偶像崇拝の禁止。 【音楽】 Cocco / Heaven′s hell - 77のブログ モーセが手に入れた概念であるが、 この概念を徹底して磨いていきたいと思っている。 旧約聖書 出エジプト記 (岩波文庫 青 801-2) 作者: 関根正雄 出版社/…
近々、こんな本が出るようだ。 カントの「悪」論 (講談社学術文庫) 作者: 中島義道 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/09/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 中島先生の新刊ということもあって たいへん楽しみにしていたけれども、目次を見…
私はこれまで本を読んできたが、 本を読む端緒というのが以前にも書いた 司法試験の挫折とカウンターカルチャーを葬りさったことにある。 当時、これからどう生きるべきかがわからず、 司法試験時代に教材を一元化する趣味を身に着けたことによって 一冊に自…
以前、挙げた概念を整理した。 【哲学】 3つの概念 - 77のブログ ・偶像崇拝の禁止 ・信仰義認 ・律法主義の否定 ・パレーシア ・政治的なもの これをさらに洗練したい。 生きるために 必要な概念は一つでよい。 「偶像崇拝の禁止」 この概念を残し 「パレ…
私の手元に これまで磨いてきた3つの概念がある 【哲学】 3つの概念 - 77のブログ ・パレーシア ・偶像崇拝の禁止 ・政治的なもの これに加えて 「永劫回帰」も磨いてきた 概念の一つである。 永劫回帰とは何か ニーチェの「喜ばしき知恵」から引用する も…
相変わらず仕事が忙しすぎて こちらに来れず、ろくに本も読めてない 生活を送っている。 いつの間にか Askaさんのサイトも移動して コメントすらできない状態。 Askaさんのブログは 現在、有料になっており、 まったく書けない状態であるため どなたか私に理…
12月から仕事が猛烈に忙しくなったため 全くブログを更新できず、いやインターネットすら できない状態だった。 多忙な仕事をこなしつつ、 正月は実家に帰省しながら、その間も本を読んではいた。 正月の帰省する 新幹線の中で読むための本を読んだ トマス・…
七〇歳の絶望 (角川新書) 作者: 中島義道 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/11/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 久しぶりに本を購入した。 最近、文庫化ばかりなさってる 中島先生の新刊である「七十歳の絶望」である。 【哲学】 中島…
・罪を赦される 自己の無価値の自覚他者による存在の承認 ・内面 常に愛に満たされ何も得ることも失うこともない状態 ・今、ここ 瞬間に永遠を感じる ・参考文献 小型聖書 - 新共同訳 作者: 共同訳聖書実行委員会,日本聖書協会 出版社/メーカー: 日本聖書協…
私はこれまで哲学書を読んできたが、日本の哲学者の中で最も影響を受けたのは中島先生である。 中島先生は天下の東大法学部在学中まで典型的な優等生として歩んできたが、若い頃からの哲学上の煩悶が燻り優等生の階段をドロップアウトし、大森荘蔵に師事し、…
人はその妻エバを知った。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。 彼女はまた、その弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。 日がたって、カインは地の産物を持ってきて、主…
『感情表』 感情とは欲望の現象である。 欲望:自己の思い通りにしたい 喜び:自己の思い通りになる 悲しみ:自己の思い通りにならない ・基本感情 希望:自己の力で自己の思いが実現する可能性 恐れ:自己の力で自己の思いが実現しなくなる可能性 期待:他…
『世俗とは政治である』 ・原罪 『自己を愛するため 第三者を否定した上で 自己を肯定する心性』 「私は正しい」 ※肯否の判断は 価値判断に基づく ・内面 常に嫉妬状態 自己の価値が 第三者から奪われる不安 自己の価値が 第三者から与えられる期待 ・価値判…