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aska_burnishstone's diaryのコメント集、【他】

【仕事】   会計ソフトについて

私は仕事上、

これまで様々な会計ソフトを使ってきた。

 

【仕事】 会計業界 - 77のブログ

 

会計ソフトは基本的に

どれも同じであるという印象を持っているが

レイアウトや操作性によって使いやすさが

変わってくるように思える。

 

そのため、どれが良いかは

個人の使い勝手による部分が大きいが

私見ではあるが、以下のような印象を私は持っている。

 

1、弥生会計

 

弥生会計 18 スタンダード 通常版 <消費税法改正対応>

弥生会計 18 スタンダード 通常版 <消費税法改正対応>

 

 

おそらく最もスタンダードな会計ソフトだろう。

 

価格も安く、かつ操作性も悪くない

最も無難な会計ソフトであるように思える。

 

入力に関しては

出納帳などの親切な帳簿が邪魔だということと

あとは少し横に長すぎるレイアウトがあまり好きではないという

ことだけ。

 

私は現金出納帳などは一切使わず

ダイレクトに仕訳帳に入力し、後で総勘定元帳を

確認するだけのスタイルで記帳するため、

そういう親切な帳簿が邪魔に感じることが多々あった。

 

また、複合的な仕訳を入力する際に

「諸口」を入力するのが面倒に感じることがあったし、

仮に「諸口」を使わないならば、わざわざ「振替伝票」を

書かなければならなかったことがあった。

仕訳帳でサクサク記帳したい私にとっては

無駄な入力をしたり、画面が切り替わることが

とても煩雑に思えた。

 

そういう点が嫌であったが、

それ以外については特別不満な点はなかった。

 

なお、ICSという会計ソフトを

以前少しだけ使ったことがあったが、弥生会計に似ているが

試算表のレイアウトが見にくかったのを覚えている。

 

2、会計王

 

 

会計王19 消費税改正対応版

会計王19 消費税改正対応版

 

 

この会計ソフトは

仕訳帳にダイレクトに仕訳を入力することができず、

わざわざ伝票入力しなければならないタイプだった。

 

これが非常に面倒だった。

 

私は伝票会計が嫌いであるが、

なぜ伝票会計を嫌うかという「諸口」を

使いたくないから。

 

無駄なく、スピードをもって処理するためには

できるだけ「諸口」を使いたくない。

 

3、勘定奉行

 

 

この会計ソフトが一番使いやすい。

 

仕訳帳にダイレクトに「諸口」を使わずに

入力でき、かつ総勘定元帳、試算表のレイアウトも

オーソドックスでよい。

 

入力も早く、余計な帳簿もついていないため

無駄を排除した、とても使い勝手のよいソフトであるが

若干、値段が高いのかもしれない。

 

4、MJS(財務大将)

 

MJSかんたん!法人会計10

MJSかんたん!法人会計10

 

 

私が使ってたのはこのソフトではないが、

同じミロクの財務大将というものだった。

 

このソフトは

勘定奉行の次に使い勝手のよいものであった。

 

あまり覚えていないが、

操作性、レイアウトともによくかつ

高機能であったように思えた。

 

5、EPSON

 

エプソン Weplat財務応援R4 Lite ダウンロード版
 

 

このソフトではないが、

EPSONの会計ソフトも使ったことがある。

 

EPSONの会計ソフトが

これまで使ってきた会計ソフトの中で

ダントツで使いにくかった。

 

わざと使いにくくしているのではないかと

思えるほど使いにくかった。

 

まず、ソフトを立ち上げると

画面がDOS/Vのような画面になっていて

マウスが一切使えない仕様になっていた。

 

Windoswを普段から使う人にとっては

とても使いにくく、かつレイアウトがよくない。

 

ネットでの評判をみると、

高速で入力できるから使いやすいなどといった

高評価も上がってるが、慣れてる人向けといったように

思えた。

 

私は二度と使いたくない。

 

6、結論

 

以上のように

いろいろと会計ソフトを触ってきたが、

基本的に若干の操作性、レイアウトに違いはあるものの

中身はほぼ同じ。

 

私は勘定奉行が一番好きだ。

 

そして、

私の基本的な要望としては

仕訳帳、総勘定元帳、試算表の3つだけあれば

残りの機能は全部いらないと思っている。

 

経営分析や資金繰り表なども

会計ソフトで作らず、エクセルで作れば十分と

思っている節がある。

 

【読書】 ほんとうにわかる経営分析 / 高田直芳 - 77のブログ

 

7、今後の展望

 

以上のような感想を会計ソフトに対して

持っているが、会計ソフトを使うにあたって

重要なことは何のために会計ソフトを使うかということだ

思う。

 

私は経理が好きである。

 

【仕事】 経理が好き - 77のブログ

 

なぜ経理が好きになったかというと

司法試験の勉強をしていた際に確立した

勉強方法と経営管理という仕事が同じであることに

気づいたからである。

 

これは勉強だけでなく

スポーツや課外活動にも当てはまるだろう。

 

目標を達成するために

カネ、時間、モノ、人、情報を管理する。

 

これが広い意味での経営管理だろう。

 

この広義の経営管理のために

プライベートでも会計ソフトを使いたいと

最近、私は思っているが、

会計ソフトの難点はカネしか管理できないことである。

 

カネ以外の時間、モノ、人、情報も

同一次元で、難なく管理できればという目的を

最近持つようになった。

 

ということから、

私はこれからエクセルを学習することを通じて

エクセルで会計ソフトを作りたいと

思っている。

 

私が会計ソフトに求めることは

仕訳帳、総勘定元帳、試算表の3つだけである。

 

これだけであれば

十分エクセルで作れるのではないかと

思っている。

 

これに加えて、他のモノの管理ツールも

エクセルで作りたいと思っている。

 

私はエクセルの達人にならなければならない。

 

そんなことを思いながら

ネットで調べてみると、やはりエクセルで

会計ソフトを作ろうとしている方がおられることに

気づいた。

 

www.ex-it-blog.com

 

ひとり税理士の井ノ上陽一さんであった。

 

今後とも

この方を参考にして

経営管理について学んでいきたいと思う。