77のブログ

aska_burnishstone's diaryのコメント集、【他】

【仕事】   履歴書を書く

 

私は普通の人よりは

転職の多い人間であるように思える。

 

そのためか、

普通の人よりも履歴書を書く

機会が多かった。

 

学生の頃、

バイトの面接を受けるために

学歴しかない履歴書しか書いてなかったため

自分が書いた履歴書を読む意味はほぼなかった

けれども、職歴まで書かざるを得ない履歴書を

読み返すととても勉強になる。

 

最近では

転職するわけでもないのに、

履歴書を書いては自分を見つめ直す趣味ができた。

 

自分は何をやるべきなのか。

 

若いころは

このテーマだけ考えればよかったが

年を経ると、このテーマも付け加わる。

 

自分は何をやってきたか。

 

振り返ると、

若いころはドラクエなどのRPGばかり

やっていたことからゲーム作家を志すべく

プログラマーを目指したが、

その過程で自分には勉強が必要だと思い

社会科学・哲学を学びだした。

 

学問だけでは食っていけず

学問しながら飯が食える仕事として

弁護士を志し、法学に絞って勉強を進めたが

ロースクール構想により司法試験を諦め

自分はどう生きるべきか考え直すべく

哲学にはまっていた。

 

哲学をするために労働をすべく

テキトーな仕事をしていたが、将来を考えて

会計スキルを身に付けて経理に辿り着いた。

 

【仕事】 経理が好き - 77のブログ

 

そういった思いが

紆余曲折しながらも履歴書に記されている。

 

こうやって

自分の履歴書を振り返って思うのは

「馬鹿だったな」という一言である。

 

私がなぜこうも周り道をしたかというと、

まず私は地方出身者であることと、周りに勉強する環境が

あまりなかったことが挙げられる。

 

私は地方出身者であることに

引け目を感じたことはあまりなく、地元が好きなためか

別に地方に生まれたことを悔やんではいないが、

東京に出てからではなく、社会に出てから

だんだんと自分が地方にいたことによる情報格差

感じるようになった。

 

広い視野を持って勉強していれば、

そこまで紆余曲折しなかったのではないかと。

 

そして、

上記は社会に出るまでの紆余曲折であるが、

社会に出てからの紆余曲折も多々あるどころか

多々あり過ぎる。

 

簡単に言うと、

私は自分が望む職種、職場に

なかなか出会えなかったということだ。

 

なぜこうなったかというと、

本来就労準備すべきであったのに、

社会に投げ出されてしまったということだ。

 

ちゃんと勉強してから

社会に出るべきであったが、

仕事と関係のないことに時間を割き過ぎた結果、

ろくに勉強にしないまま、

自分が望む場所に関連する位置に投げ込まれたことだ。

 

やはり彼は偉かったなと思う。

 

【仕事】 10年前の自分に薦める一冊 - 77のブログ

 

まとめると、

履歴書を振りかえっての後悔は

①学生時代、広い視野を持てなかったこと

②就労準備をすべきであったのに、就労してしまったことである。

 

自己探求として

履歴書を書くとこういうことがわかる。

 

最近、身に付けた趣味であるが

今後ともこの趣味は継続していきたい。

 

そして、

上述の②の後悔に関連するが、

私は勉強する時間を作る努力を

これまであまりしてこなかったことが

こういった後悔を生み出したことがよくわかった。

 

以上から、これからは

積極的に勉強する時間を作っていきたいと思う。

 

もちろん、哲学の勉強もであるが、

私は税理士資格を取りたいと思っている。

 

【仕事】 自分にしかできない仕事を目指す - 77のブログ

 

ふと職場で冷静に考えた。

 

現在の職場、又はこれまでいた職場で

年収が2000万円になったら自分は幸福であり

このまま定年を迎えてもよいだろうか、と。

 

答えはNOである。

 

私は年収よりも

拘束時間のない、自由を得たいと

思っている。

 

収入は少なくてかまわないが、

税理士になって独立したら思う存分

哲学をしたいと思っている。

 

当面、哲学から離れるが、

私の人生の目的は哲学にある。

 

【哲学】 中島義道 / 明るいニヒリズム - 77のブログ

 

これだけは間違いなく言えるだろう。