【仕事】 会計士への思い
公認会計士という資格がある。
私にとっては複雑な思いがある資格である。
というのは、
学生時代すべてを司法試験に捧げ、
ロースクール入学を断念した私がそれに取って変わるものとして考えた資格、
それが公認会計士であった。
ここに以前書いた手記がある。
そこには、①自分の勉強法が会計士に通用すること、
②会計士合格後に司法試験に合格することができるという自信を
持てるようになること、その2つが会計士の目的であると書かれている。
会計士という資格には
何一つ興味がないことがはっきりと書かれている。
もう10年前の手記である。
改めて読み返すと、
本当に何一つ会計士に興味がないのだということ、
弁護士に対する強い拘りが伺える。
以上のような思いを10年前にもっていたが、
現在、私はまったく別の思いを持ち始めている。
会計士の勉強をしたい。
私には以前書いたようにやりたいことがある。
ここにある図を見れば見るほど
会計士の試験科目とピッタリ重なることがわかる。
最終的に税理士になるにしても
別に税理士試験を受けずに会計士試験を受けて
税理士になってもよいのではないかと思うようになった。
確かに税理士試験の方が楽だろうし、
税理士になるならばよっぽどそっちの方がいいだろうが、
私は会計士試験科目を純粋に学びたいと思っている。
試験は合格するためにするものである以上、
試験に不必要な勉強は合格後にやればよいのではないか。
そういう功利的な意見もあるだろう。
だが、私は生き方の一つとして
このような戦略を取りたいと思っている。
会計士試験を受験したい。
最近、強くそう思うようになった。
というわけで、私は転向することに決めた。
私は会計士を目指す。