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aska_burnishstone's diaryのコメント集、【他】

【仕事】   2017年、面白かった本

先月は仕事が忙し過ぎて

ほぼ更新することなく、一日が過ぎた。

 

いつの間にか

20,000アクセスを超えていたことも忘れ

ただただ一日をこなすことで精一杯だった。

 

そういうわけで、

昨年書くべきだった記事を書きたい。

 

昨年度、面白かった本は何か?

 

私は真っ先にこの本を挙げたい。

 

 

生涯投資家

生涯投資家

 

 

いろいろと本は読んでいたが、

この本がもっとも面白かった。

 

著者は言うまでもなく、

フジテレビとホリエモンが闘っていた際に

騒動に介入した村上ファンド村上世彰さん。

 

貿易商の子供として生まれ、

優等生として官僚になった後に投資家として

財を築き上げて、現在に至った話が書かれている。

 

読んでいて久しぶりに興奮した。

 

私はこの本を読んだ後に

マックス・ウェーバーの「職業としての政治」を

読み返していた。

 

政治とは何か。

 

株主、取締役、監査役

 

これら三つによって

企業において三権分立が働いてることは

周知の事実。

 

その中で、

株主なるものは国会にあたる。

 

一人の政治家が

社会を動かすとはどういうことなのか。

 

拝金主義っぽさのある方であるが、

そういった素振りなく、日本において

コーポレートガバナンスを実現する様を

ひたむきに書いていたように思えた。

 

修羅の道ではあるが、

ただひたすらカネを追いかけるという生き方に

憧れる感じることが多々ある。

 

現在も私の中に

そういった思いがないわけでないが、

諦め半分で、そういう思いを持つことがある。

 

この本はとにかく面白い。

 

ただ、残念な点もあって、

この方が官僚から突然投資家に転身できた過程が

まったく書かれていない。

 

昔から父から

投資を学んでいたという話はあったが、

それだけでそんな簡単に転身できるのかと。

 

そういう話を盛り込んでほしかった。

 

夏間近の頃に読んだ気がするが、

今振り返っても、この本がもっとも面白かった。

 

村上世彰さんの講演会に

行きたくなるほどこの本にはハマっていた。

 

それ以外に、趣味の哲学書も読んできたが、

今年出版された本で面白いと思った本は一冊もない。

 

正直言って、本年度は不作だった気がする。

 

最近よく目にするのが、

単行本として過去に出版されたものの文庫化である。

 

本当に世の中には

つまらない本、つまらない物書き、つまらない学者が

多いことがここ最近よくわかる。

 

本当に面白くない。

 

知りたいことはあっても、

読むべき本がない。

 

私がかつて挙げた

おすすめの新書に加えるべき本がまるでない。

 

【仕事】 おすすめの文庫・新書 - 77のブログ

 

本当に哲学の世界は

中島義道さんがお亡くなりになった後に

滅ぶのだろうなと私は思っている。

 

そういったつまらない世の中に目もくれず、

私は自分の道をひたすら進んでいこうと思ってる。

 

私にやるべき課題は世の流れとは別にある。

 

ちなみに

私が読みたい本を列挙するため、

どなたか書いてください、お願いします。

 

パウロ書簡

 

 岩波文庫から出してください

 

キリスト教綱要

 

 岩波文庫から出してください。

 

ラカン セミネール


    岩波文庫から出してください。


ラカン研究書

 

 わかりやすいラカン研究書が一つもない。

 

レヴィナス研究書

 

 以前、紹介した浦上麻衣子さんの博士論文を

 法政大学出版から出してください。

 

中島義道全集

 

 中島先生の本をそろそろどなたかまとめて下さい。

 

中島義道カント哲学解説

 

 哲学塾でこれまでやったカントの講義を

 すべて文章で再現してくださると幸いです。

 

マラルメ全集

 

 ちくまから出てる全集を文庫化してください

 

マックス・ウェーバー全集

 

 どなたか全集を作ってください。

 

ASKA盗聴事件 ルポタージュ

 

 どなたかAskaさんの事件を

 ジャーナリスティックに取材して本にして下さい。

 この事件は真実です。

 私も被害者の一人として苦しんでおります。

 真実であることは保証しますので、

 一刻も早く犯人を逮捕してください。

 

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