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aska_burnishstone's diaryのコメント集、【他】

【仕事】   会計の限界

私は経理職のため

日々会計を勉強しているが、

会計に限界も感じてもいる。

 

いずれ勉強することが無くなるだろう。

 

経理の役割は

どう経営を管理するかに

尽きる。

 

・記帳、経理処理

・経営分析

・それに基づく予算編成

・税金計算

 

経理にできることは

結局のところ、ここまでである。

 

これだけ

ちゃんとできれば

それはそれで優れた会計人であると

思うが、不満がある。

 

ビジネスに関与できない。

 

資金は全部管理できるが、

「具体的に何のビジネスをやるか、どうビジネスするか」

そういったことに関しては何もできない。

 

そこで、以前から関心のあった

経営戦略を勉強してみたけれども、

ノウハウ的なおもちゃっぽさに飽きてきている。

 

経営コンサルタントの人の本を読んでも

あまり面白くなく、どれを読んでもあまり変わらない。

 

おそらく経営コンサルタント絡みの本は二度と読まないだろう。

 

もう少し理論的なものがないだろうか。

 

そんなことを思っていたら、こんな本を見つけた。

 

経営戦略の経済学

経営戦略の経済学

 

 

経済学の観点から

経営戦略を考えるという主旨の本。

 

これだ!!と思った。

 

ミクロ経済学に源流をもつ

経営戦略を源流から考え直してみようという本。

 

こういう本が読みたかった。

 

私はこれまで哲学・神学

法学・政治学等の文系学問を勉強してきたが

経済学だけは全く勉強したことがなかった。

 

経済学に関心はあったが、漠然とした関心であった。

 

まず収入に直結するものでもなく、

私の実存の不安に対して応えてくれるようなものでは

なかったからこそ興味を持てなかった。

 

が、今は違う。

 

私は会計に限界を感じているが

それ以上に会計が好きであり、さらに発展させたいという

思いがある。

 

そのためにも本気で経済学を勉強してみたい。

 

こう書いてみると、私は若い頃

なぜもっと早く経済を学ばなかったのかと後悔する。

 

そして、

なぜ経済を学ばなかったのかも

よくわかっている。

 

「お金とは汚いものである」

 

こういった

誤った認識を植え付けてきたものに

原因がある。

 

この誤った認識さえなければ

おそらく司法試験をやることはなく、

会計士を目指していただろう。

 

戦略的思考、勉強法を身に付けたことについては

司法試験の勉強をしたおかげであると司法試験に感謝しているが、

六法を学ぶ必要があったかと言えばそこまでなかったように思える。

 

ニュースを見て法的に判断することはできるが

仕事や生活の何の役にも立っていないし、手元に法学の本は

一冊もない。

 

いい思い出でもあるが、後悔でもある。

 

そんな後悔は他にもあるため、

この際、すべて吐き出してしまいたい。

 

・外国語を学んでおけばよかった

(英語、ドイツ語、フランス語)

・徹底的に哲学・神学を勉強しておけばよかった

・法学を勉強しなければよかった

政治学を勉強しなければよかった

・マックスウェーバーを徹底的に読んでおけばよかった

・心理学を勉強しなくてよかった(精神分析は面白い)

・文学を読まなくてよかった(これは正解)

・東洋の古典を読まなければよかった(時間の無駄)

・世界史を徹底的に勉強しておけばよかった

 

※追記

 

経営戦略×管理会計

極める予定であったが、方向が変わった。

 

経済学×管理会計をやりたい。

 

まずは前例研究ということで

いろいろと調べてみたところ、高田直芳さんの本が

ヒットした。

 

やはりこの人はすごい。

 

高田直芳の実践会計講座 「戦略会計」入門

高田直芳の実践会計講座 「戦略会計」入門

 

 

高田直芳の実践会計講座 「管理会計」入門

高田直芳の実践会計講座 「管理会計」入門