【哲学】 連続創造説について
連続創造説という考えがある。
私の一生の全時間は無数の時間に分割することができ、しかも各々の部分は残りの部分にいささかも依存しないのである。私がすぐ前に存在したということから、いま私が存在しなくてはならないということは帰結しない。そのためには、 ある原因が私をこの瞬間にもう一度創造するということ、言い換えれば、私を保存するということがなければならないのである。
- 作者: ルネデカルト,Ren´e Descartes,山田弘明
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/03/01
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この説に非常に興味がある。
私がこれまで考えてきたことに引っかかるものがある。
【音楽】 Cocco / Heaven′s hell - 77のブログ
直線で表現される時間ではなく、
仏教で言う「刹那滅」と表現されるような
一瞬一瞬生まれては滅びる時間イメージである。
神が一瞬一瞬創造しなければ
時間は存在せず、私すら存在しないであろう、といった考えである。
この説に興味を持って
まだ読んでいない。
中島先生に寄りかかりながら
カントの3批判書を読み解きながら
そういえば、
中島先生の最終的な境地も
連続創造説だったな。
連続創造説だけでなく、
レヴィナスの考える「無限」の概念は
デカルトに着想がある以上、いずれちゃんと
デカルトを読みたいと思う。
そういったことを考えながら
いろんな方のブログを読んでみたら、
こんなブログを発見した。
連続創造説の起源? | Silva Speculationis ー思索の森
このブロガーによれば
連続創造説の起源はデカルト以前に遡り得るそうだ。
ファビアン・ルヴォル『西欧思想史における連続創造説の概念』
残念ながら洋書ということで諦めざるを得ない。
私はこれまで様々な本を読んできたが、
こんなことが何回も何百回もある。
本当に悔しい思いをする。
・外国語ができれば・・・・
・洋書を買うカネがあれば・・・・
20代に最低でも英語ができればなという思いがある。
こんな私のようにならないように、
若い人は資格を取るのもいいけれども
ちゃんと外国語ができるようになってほしい。
趣味が広がる。
友人の輪が広がる。
競争市場が広がる。
世界が広がる。
人生が広がる。
もっとやりたいことが増える。