【仕事】 本は全部読む
本は全部読む。
最初のページから
最後のページまで全部読む。
そういうことを言いたいわけではない。
一つのジャンルの本を読む際に
そのジャンルの本を全部読むつもりで本を読む。
これが私のスタンスである。
私は経験上、
専門家というものを
胡散臭い目で見ている。
例えば専門が分析哲学であるのに
西洋哲学全般について何も語れない人。
一つの専門は
大まかな幹から派生した枝である以上
幹について何も語れない人が枝について語れるのだろうか。
そういった疑問がある。
そういったスタンスを取る以上、
私は何かのことを学ぶ際に心がけてるのは
学習してるジャンルの本はすべて読むということである。
では、世の中にある無数の本を
どうやったら読むことができるのか？
世の中に無数の本があるが、
本を読み進めていくうちに気づくのは
各々の本にはダブりが多々ある。
これを読まないこと。
そして、
世の中に無数の本があると言えども
所詮、歴史的価値のある本から線を一本引いた程度の本が
大量にあるだけであることに気づく。
そういった
歴史的価値のある本を見抜き、
その本を丁寧に自分の頭で考えながら読むこと。
そこから派生的に
自分の知らないことを付け足していけば
私はほぼすべての本を読むことが可能であると
思っている。
重要なのは
多読ではなく精読。
基本書を丁寧に
自分の頭で考えながら読むこと。
多読や速読を薦めている書籍があるが
私は一切信用していない。
基本書を精読することによって
初めて多読や速読が可能になることを
身をもって経験している。
この方法で
市販の本はすべて読むつもりで
私は経営学を勉強している。
経営学を勉強してる時に考えているのは
「目的を達成するにはどうすればいいか」ということを
広い視点でまとめ直したいということである。
・試験勉強
・哲学研究
・これまでやってきた仕事
こういった
これまで取り組んできたものを
一度すべてまとめてみたいと思っている。
